見た目もスタイリッシュで非常に軽量、ギアも付いているので坂道でもへっちゃらです!普段使いはもちろんのこと、サイクリングしたい方は特に必見の内容です!!
この記事で分かること↴
✓クロスバイクとは?ロードバイクとの違いって?
✓クロスバイクのメリット・デメリット
✓クロスバイク(車体)以外で購入すべき部品
✓初心者におすすめな部品
✓費用やメンテナンスは?
クロスバイクとロードバイクの違い
クロスバイクとは、普段使いからちょっとしたサイクリングまで使えるスポーツ自転車です。普通の自転車よりもタイヤが細く、軽量で、前傾姿勢で乗っていただくものになります。また、ロードバイクのような走行性能と、マウンテンバイクのような安定感の両方を兼ね備えています。相場は良いものだと6万円前後です。
ロードバイクは、クロスバイクよりもタイヤ幅が狭く、走りに特化した本格サイクリング向けです。元々、自転車レースとして開発されていて長距離のサイクリングや、峠、長い坂を走るのに適しています。
前傾姿勢で乗るものなので、前傾姿勢を取りやすいハンドルの形状になっていて漕ぎ心地は『後ろに蹴る』イメージです。相場は10万円以上します。
クロスバイクのメリットとデメリット
メリット | 漕ぐのが楽 速度が速い 非常に軽い 長距離でも疲れにくい 自分好みにカスタマイズができる |
デメリット | 費用が掛かる 買い物には不向き 定期的なメンテナンスが必要 お尻が痛くなる 雨の日は不向き スピードが出すぎて危険 パーツが扱いにくい |
上記について初心者の方でも理解しやすいように簡単に説明していきます🍊わかるよという方はガンガン飛ばしてください!
メリット
漕ぐのが楽
軽量且つ、サドルが高く前傾姿勢になるのでペダルが漕ぎやすくなっています。
また、クロスバイクには『3×8変速』のように変速ギアが付いています。そのため、坂道でもギアを下げれば余裕で登ることができます。
スタンダードは『3×8変速』の24段変速が広く採用されています。ツーリングをメインに考えている方は、24~28段変速をおすすめします。
変速機は世界シェア8割を誇る国内メーカー、シマノ製をおすすめします。
速度が速い
変速ギアを上手に活用し、正しい姿勢や漕ぎ方を身に着ければ時速30㎞程度で、ママチャリの1.5倍のスピードを維持することができます。初心者でも時速25㎞ぐらいのスピードを出せるといわれています。
非常に軽い
クロスバイクの重量は一般的に10㎏~12㎏だと言われています。ママチャリは18㎏~22㎏とされているのでだいぶ軽いと思います。片手で持てるほど軽いです。
長距離でも疲れにくい
先ほども述べたように、変速ギアが付いていること、サドルが高い位置にあり前傾スタイルになるためペダルが漕ぎやすいので足に力を入れることなく負荷がそこまでかかりません。
初心者な私でも休憩しながらではありますが、2時間ぐらいは余裕で漕ぐことができました!
自分好みにカスタマイズできる
スピードを特化させたい、かっこよくしたい、使い勝手を良くしたいなどそれぞれの欲望をカスタムすることで叶えることができるのも魅力です!
乗り心地やスピードにこだわるなら、真っ先にホイールからとされているみたいです。ホイールを交換するだけで変化や効果を他のパーツよりも十分に感じることができるからなのだそう!
費用は、数千円程度から10万円以上にもなり価格帯が広いのでお手頃なパーツから始めてみるのも良いかもしれません。
デメリット
費用が掛かる
車体以外にも、鍵やライト、専用の空気入れ、油さし等が必要です。
ロングライドする方は、ボトルホルダーやヘルメットの購入をした方が良いでしょう。
車体代、防犯登録や自転車保険の加入代金、鍵、ライト、専用の空気入れ、油差しを全部加えると10万円前後は見積もった方が良いでしょう。
買い物には不向き
クロスバイクには前提としてカゴが付いていません。そのため、買い物袋や、通勤・通学バッグを利用する方は、追加でカゴの購入が必要になります。
※カゴを付けると車体が重くなる分、初心者には負荷がかかります。初心者は車体の重さが13㎏以下、理想は10㎏以下がおすすめ!
定期的なメンテナンス4選
- 定期検査
定期的にタイヤに傷が付いていないか、チェーンの傷みや緩み、ブレーキの効きがおかしくないか等チェックしておくことが大事!
- 適正な空気入れ
タイヤの適正な空気圧を維持しておくことも、寿命が長くなる一つです。適切な空気量を入れておかないとパンクの原因になります。
- 洗浄
月に1回程度は車体やチェーンをクリーナーを使って洗浄した方が良いでしょう。
- メンテナンスオイルの注入
オイルを入れることで、摩擦を減らし潤滑をよくできるほか、埃の侵入を防いだり、防錆効果も果たしてくれます。
お尻が痛くなる
お尻が痛くなる原因は、走行性に重視した細長くて固いサドルだからです。クッション性よりもペダルの漕ぎやすさを重視しているため。
慣れると段差時にお尻を少し浮かしたり、前傾姿勢をキープし体重を分散させる技術が身に着きます。ただ、どうしてもクッション性があるものや幅が広い方が良いという方はサドルの買い替えも可能です。
※身体と車体がマッチしているのか試乗して店舗で調べましょう!
※サドルの高さの目安は、乗ったときに少し膝が曲がる程度、親指の付け根が地面に着く程度
雨の日は乗れない
泥除け(フェンダー)がタイヤの上に装備していないものが多いからです。そのため、泥が車体や、衣服に飛びやすいです。また、タイヤが細いので雨の日は地面が滑りやすいので危険です。風が強い日もあおられるので乗らないほうが良いです。
毎日の通勤・通学で乗る方には、泥除け(フェンダー)を追加で購入するか、既に取り付けられているクロスバイクを買うかになります。
見た目のかっこよさを追求したい方には、ワンタッチで取り外しできるタイプがあるので検討してみてください。タイヤ全体を覆うタイプと、一部分だけを覆うタイプの両方ありますよ!
※取り付けると車体が1㎏前後重くなります
車体以外に必ず買うパーツ
車体だけでは装備は不十分です。クロスバイクにはライト・鍵の2点は絶対に買いましょう。また、専用の空気入れも必要なので買っておくと良いでしょう。
鍵
まずは、鍵です。コストを鑑みて安い鍵を選ぶことはおすすめしません。なぜなら、ニッパーやワイヤーカッターで簡単にコードを切られて盗難にあうからです。太さ12㎜以上を推奨します。
私がおすすめするのは、高強度ワイヤーロック(可変ダイヤル式)です。この何が良いかは任意の4桁の暗証番号を設定し、カギを2度かけるWロックができるのがポイント!相場は3,000円前後になっています。
私が購入したものは、ブラケットダイヤルワイヤーで、税込み3,300円。
サドル下や車体のフレームに取り付け可能なので、持ち運ぶ必要がなく、長さも18㎝あるので柱などに取り付けることもできます。最もポピュラーで初心者にもおすすめです!
ライト
次に、ライトを紹介します。
私が購入したのは、CAT EYE(国内メーカー)のAMPP800です。数字が大きいほど明るいです。サイクルあさひで購入した価格は税込み8,400円です。
ライトのモードは点滅含め5種類あり、使用光源は高輝度白色LED1灯なのでかなり明るいです。
使用した感想としては、照射面積が広く手前まで照らしてくれるように感じました。そのため、対向者も眩しくて視界が遮られるというようなことはありません。
充電は、USB式で標準充電時間は約3~7時間です。バッテリー残量は、スイッチ(ライトのボタン)の色が3段階変わり教えてくれます。
何を基準に選べがよいか分からないという方はこちらをご確認ください。
後方を照らすライト(テールライト)もあるので、夜間を走行する方には必要です!
空気入れ
クロスバイクには普通の自転車と空気の入れ方が違います!
そのため、専用の空気入れが必要になります。
チューブに空気を入れるための口金をバルブと呼び、クロスバイクのほとんどが仏式バルブです。
中には英式バルブもあるので購入する際はクロスバイクについているバルブを確認しましょう。英式バルブは、ママチャリに使用されているものになります。
種類は、フロアポンプ、電動式タイプ、携帯用ポンプの3種類あります。相場は3,000円前後になります。
空気入れは、空気計圧(エアゲージ)がついているものがおすすめです。
出先で、空気が抜けた場合には携帯用ポンプがあると安心です。
メンテナンス時に必要なもの
- メンテナンスオイル
注油をすることで、チェーンが錆にくくなり、各部の消耗を和らげる効果があります。
また、雨や酸からも守ってくれる働きもあります。自転車の寿命を延ばしてくれるので、2~3週間に1度の目安で行うと良いと思います。
- ウエス(布)
チェーンやスプロケットなどの凹凸部分の汚れを拭き取るものです。
チェーンクリーナーを使うときにフレームやホイールにかからないようにウエスでカバーする役割や使用後の浮いた汚れを拭き取ったり、注油をした後の余分なオイルを拭き取ったり様々な場面で役立ちます。
- クリーナー
チェーン周りやパーツ類のしつこい油汚れを落としてくれるパーツクリーナーと自転車全体に使用できるクリーナーの2種類あると便利です。
まとめ
クロスバイクは、軽量で速度が出やすいといったメリットがあります。しかし、初心者にとって初めはタイヤが細く、慣れない前傾姿勢をとらなくてはならないので、少し怖く不安定で扱いづらいかもしれません。私も軽く試乗したときは少し怖かったです。
購入した初日は赤信号で停車する際に、スピードが出すぎてうまく停車することができませんでした。カーブを曲がる際も、スピードを緩めて曲がらないと対向者にぶつかるかもしれませんし、坂を下る際も、ブレーキを掛けながらでないと物凄いスピードで下ってしまいます。
ですが、注意深く気を付けていれば段々慣れていきますし、2日目、3日目には快適に乗ることができたので本当におすすめです!!見た目もかっこいいので愛着も湧きます🍊天気の良い日にはツーリングを楽しむことができるので趣味が増えました!
コメント